現在、4~6月にカルチャーセンターで開催されるロルフィングⓇ講座に向けて準備中です。
「講座でどんなことをどう伝えたら、皆さんの生活や仕事の役に立つのか」というアンテナを一本、頭の上に常に立てているのですが、そうすると不思議なことに、あちこちから新しい情報を受け取ったり、アイデアが浮かんだりします。

themetapicture.com
それが自然にできている間は、自分自身とても楽しく、創造的にアイデアをまとめていくことができます。
しかし、いつの間にか、そのアンテナを見失ってしまっていることがあります。
そういうときには、「受講生をガッカリさせてしまわないか」、「批判されないだろうか」、「アイデアをコピーされるのではないか」といった、漠然とした不安がモヤのように頭の中にかかっています。
しかし幸いなことに、そんなときにそのモヤを吹き払ってくれる言葉も、私の頭のどこかにスタンバイしてくれています。
私にわずかでも認識する力があるならば、
大きな道を歩くだろう。
そして、脇道に迷い込むことを恐れるだろう。大きな道を行くほうが安心なのに、
人々は脇道にそれることを好んでいる。老子
それともう一つ、これも私の座右の銘です。
「心配するな。どこへ行っても徳を磨いていればいい」
植芝盛平
皆さんに施術者として生かしていただいている以上、利己や自尊心のためではなく、世間のお役に立つように。
講師としても、人としても、できるだけ道をそれず、大きな道を歩いて行きたいものです。